山口県共同募金会では、「NHK歳末たすけあい」にお寄せいただいた寄付金を活用して、児童養護施設、里親家庭、ファミリーホームで暮らす子どもたちが進学や就職などで自立するために必要な経費への助成を行っています。

 運転免許の取得、家賃・敷金、家電製品の購入など、自立には多くの費用が必要になりますが、行政からの措置費による支援だけでは十分ではないため、皆様からの温かいご寄付が大きな力となっています。

 本年度は、対象となる30名の方に合計240万円を助成することとし、本日、山口県内の児童養護施設、里親家庭、ファミリーホームを代表して、児童養護施設吉敷愛児園 金子敬史園長様に助成金の目録をお渡しいたしました。 

 来年の桜の咲く頃に巣立っていく子どもたちが、自立への確かな一歩を踏み出し、それぞれの夢や希望に向かって大きく羽ばたいていかれることを心からお祈りいたします。

吉敷愛児園

左から 山口県共同募金会 会長 大窪 正行、児童養護施設吉敷愛児園 園長 金子 敬史 様