ハンセン病療養施設に入所している山口県出身者の方々に対して、年末年始を穏やかに過ごすことができるよう願いを込めて、山口県共同募金会では、「ＮＨＫ歳末たすけあい」の寄付金を活用してお見舞い事業を行っています。
　毎年、お見舞い金とお土産品をお贈りしてますが、今年度は岡山県にある「長島愛生園」を訪問して、山口県出身の方２名にお会いし、直接お土産を手渡しすることができました。お土産は、お一人お一人の希望や体調に配慮した山口県産の品物で、お二人ともとても喜んでくださいました。また、持参した山口県の地図や観光パンフレットを広げて、お住まいだった地域のことや現在の生活のことなど、様々なお話をすることができました。
　かつて、国の隔離政策の下で、偏見や差別に苦しい思いをされた方々が、少しでも明るい気持ちになっていただけるよう、山口県共同募金会ではこの取り組みを今後も継続していきたいと考えていますので、県民の皆様にはこの取り組みへのご理解・ご協力をよろしくお願いします。

長島愛生園ホームページはこちら

ハンセン病について詳細はこちら（厚生労働省ホームページ）

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