山口県内の児童養護施設、里親家庭及びファミリーホームから就職や進学などで自立する児童は、運転免許の取得や家賃・敷金、家電製品の購入など、様々な経費が必要になります。行政からの措置費による支援もありますが、全てを賄うことはなかなか難しいことから、山口県共同募金会では「NHK歳末たすけあい」にお寄せいただいた寄付金を活用して、子どもたちの自立に必要な経費への助成を行っています。

 本年度は、対象となる35名の方に合計245万円を交付したところであり、12月15日に児童養護施設小野田陽光園で行った交付式では、山本昭正園長様に助成金を受け取っていただきました。 

 来春、巣立っていく子どもたちが、自立に向けて確かな一歩を踏み出し、社会に着実に自分の足場を構築し、輝かしい未来を実現できるよう、心からお祈りいたします。

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左から山口県共同募金会 会長 大窪正行、社会福祉法人小野田陽光園 園長 山本昭正様

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小野田陽光園の職員の皆様も助成式に参加してくださいました。

どうも有難うございました。