山口県手をつなぐ育成会

　本団体では「第49回手をつなぐ育成会福祉・教育振興山口県大会」の開催に対し皆さまからの温かい募金を活用させていただきました。県大会では、親や支援者、当事者本人それぞれの立場で「障がいのある人の防災と共生社会」について考えました。大会に参加した親子さんからは、「昨今、季節や場所に関係なく大きな災害がおこる。障がい者と自分、避難の事をこの講演で教えていただくことができて良かった。」平素から意識していつでも準備し、安全な場所を考えておくことが大切であることなど、とても勉強になりました。」との声を聞く事ができました。災害発生時の知的・発達障害のある人の「迅速で安全な避難」「その後の生活の維持」等課題について考えると同時に、当事者も自ら動き、予め対策していくことこそ地域共生社会実現への取組であると参加者一同確信することができました。わたしたちは、誰もが住みやすい山口県をめざして、知的・発達障害のある方の生活を支えるための活動ができるようこれからも取り組んでいきます。このような大会を開催することができたことに、ご寄付を頂いた方に心より感謝申し上げます。